2024-05-19
良質中古車の販売のためにやらないこと5つ・・・3
良質車販売のためにやらないこと5つ
今回は【修復歴のある車は販売しません】【水没車、事故車は販売しません】
の二つをご説明します。
ここに関しては弊社の【安心、安全、利便性の提供】の中の安心安全に関わる創業以来の創始の理念で一丁目一番地となりますので、かなり長くなります。
まず水没車は前回の【災害車は販売しません】中に入ってる部分もあるので割愛します。
さて、事故車と修復歴車についてですが業界的な言い方や解釈もありますので
一般的な業界の話と弊社が考えるお客様保護の面からご説明します。
まず定義のある修復歴車ですが修復歴とは車の修復をした車ということですが掘り下げて言うと「骨格の部分より（車中心部に向かって）内側」を修理したものを指します。車の部品でネジ止めの部分と溶接してある部分をどういう風に修理するか？にもよりますが基本は骨格をいじる（修理する）と修復歴車で車の価値としては大幅な減点（価値が下がる）になります
モチロン大小はありますからどんな事故をしてどんな修理したか？ここがポイントになりますが車屋さんの経験なければ（もしくは車の査定に携わってなければ）一般に方にはそれがどういう波及を起こし、またどのくらいの減額になるのかはわからないです
・・・・ということはプロの説明次第では一般の方は大きな損害を被ってしまう可能性があります。
いろんな例がありますが、修復歴車を説明があって購入する場合「車に事故はありますが今は直っていてそれほど大きいものではありません（影響はありません）」・・・といわれたら大したことないなら安いほうが良い・・・・って考える方もいるかもしれませんが、
それほど大きくない・・・という言葉に定義はないということです。
これによりお客様が万一（ほとんどないですが）そのクルマをすぐに手放さなくてはならなくなった場合
買った金額と売る金額の差が大きく出ます。
モチロン車は買う時税金や納車に至るまでの商品化や安全に乗っていただくための整備などがかかりそれを車両価格としてプライス付けをするので買った金額=査定ではないのは当然ですがそこに相当な差が出ることが考えられます。
修復歴車を安く買う・・・というのはダメなことではありませんがとっても注意が必要でその定義となる説明、またそこからさらに引き起こす（プロでもわかりえない）事故などのリスクも考えられることから唯一弊社のSDGｚの中から例外の部分であります。
また事故車とは事故をしたままで修理していない車などの事を指します。
修復歴にはならないけど修理したら修復歴になる（骨格を修理する）車などがそれにあたります。
説明すれば修復歴販売は問題ない・・・というのは一定の理解はできますが
それをユーザー様がしっかりと理解できることは本当に難しいと思います。
ユーザー様の認識と安全、安全に車に乗っていただくことの整合性を最大限に考えるとやはり【修復歴車】【事故車】を販売することはしませんという結論になります。
一丁目一番地なので少し熱くなりましたが弊社の理念です
